Rheinmetall、「上海モーターショー2019」に出展
乗用車・商用車向け製品の出展
ラインメタル・オートモーティブ(旧KSPG)は、「上海モーターショー2019」(4月16~25日、中国・上海で開催)にて、排ガス低減や燃焼エンジンの効率向上を実現する部品・システムソリューション、eモビリティソリューションを出展する。ラインメタルはティアワンサプライヤー(製造業において完成品メーカーに対して素材や製品を供給する企業)であり、傘下のピエルブルグ(Pierburg)とコルベンシュミット(Kolbenschmidt)が合併して発足した。
電気自動車向け製品の展示
「上海モーターショー2019」では、電気自動車に使用される鋳造部品、バッテリー冷却系部品(電気駆動ユニット、ポンプなど)に加えて、今回、初めてeバイクのドライブラインも展示される。なかでも、クーリングモジュールは電気自動車の空調システム構成要素であり、エンジン冷却系部品と空調回路のコンデンサから構成されている。熱ポンプに搭載され、ドライブモーターやジェネレータなど既存ユニットと統合される。
また、プレゼンテーションも行われ、エレクトリックドライブラインの最前端開発、電動モーターハウジング、バッテリートレイに焦点が置かれる。
排ガス低減への対応
中国政府は、国内の深刻化する大気汚染への対応強化を目的に、軽型自動車の次期排ガス基準「国6」を発表した。規制値を2段階に分け、2020年と2023年までに全軽型車両に適用される。一方、ヨーロッパでは、自動車排ガス規制「Euro 6」が適用され、自動車の排ガスに含まれる大気汚染物質量を規制する。
(画像はプレスリリースより)
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Rheinmetall
https://www.rheinmetall-automotive.com/