Leoni、relayrと戦略的パートナーシップ契約を締結

自動車業界の生産効率向上
Leoniは4日、「ハノーバー見本市・展示会」にて、自動車業界の生産効率を向上させる目的として、産業IoTソリューションに特化したrelayr(リレイヤー)と戦略的パートナーシップ契約を締結すると発表した。

戦略的パートナーシップ契約の締結によって、2社は共同開発を行う。

2社は、革新的IoT(モノのインターネット)技術を用いて、自動車業界や部品業界向けのロボットラインにおける予測メンテナンスソリューション、ロボットライン監視用のインテリジェントソリューションを提供する。また、既設の機械設備や工場の予期せぬダウンタイム(稼働停止時間)の抑制、包括的なプロセス解析・最適化を目指す。

IoTソリューションの導入
新たなソリューションでは、relayr のIoTポートフォリオであるLEONiQテクノロジーに基づき、インテリジェントケーブルシステムと自動化システムを統合する。

総合設備効率(OEE)は改善され、自動車メーカーやサプライヤーはロボットラインの予期せぬダウンタイム(稼働停止時間)を削減でき、生産効率を高められる。

現場全体の基幹的領域やコンポーネントに対する監視を深め、システム全体におけるプロセスの効率化が実現する。変化の速い自動車業界に必要とされる柔軟性と俊敏性が生まれる。

2社は、システムプロバイダーとしてパートナーシップ契約は重要であり、共同開発に意欲的な姿勢である。初のテスト設備は2019年中に自動車生産ラインに設置される見込みであり、顧客への提供は2020年以降を予定している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

LEONI プレスリリース
https://www.leoni.com/