ヴァレオ、フランスでの特許公開数が3年連続でトップに

研究開発に力を注ぐ
ヴァレオは、2017年には1,110件の特許、2018年には1,355件の特許が公開され、3年連続でフランス産業財産庁(INPI)の工業所有権機関のランキングで1位となった。

ヴァレオの会長兼CEOであるJacques Aschenbroich氏は、次のように述べた。
「このランキングは、グループの戦略における研究開発の重要性と、我々がパイオニアであり世界のリーダーである分野、電気自動車、自律走行車およびコネクテッドカーの開発に不可欠な新しい技術を常に革新し創造する我々のチーム能力を反映している。我が社のチームの革新に向けたコミットメントと熱意に感謝する。」(プレスリリースより引用)

ヴァレオは、2018年に784件の特許を公開し、欧州特許庁(EPO)においてフランスの企業としてはトップとなり、世界では18位となった。

2018年、ヴァレオの研究開発費は20億7,300万ユーロに達し、これは同社グループのオリジナル機器売上高の約13%に相当する。

ヴァレオは、世界中に35の研究開発センターを持ち、11万3,000人の従業員のうち約2万人が研究開発担当エンジニアである。

イノベーションは、間違いなくグループの成長を支える原動力である。3年前には存在しなかったという革新的な商品が2018年の受注総額の53%を占め、また、Valeo Siemens eAutomotiveを含むと、60%を占める。

自動車の電化、自律走行車、デジタルモビリティ
ヴァレオが設計・製造したハイテク製品は、今日の自動車業界をこれまで以上に大きく変化させている3つの革新、自動車の電化、自律走行車、デジタルモビリティにおける中心となる。

世界の車両3台のうちの1台にCO2排出量を削減するヴァレオの電気システムが搭載され、同社グループは現在、自動車電化の世界的リーダーである。

ヴァレオは、運転アシストセンサーの世界的リーダーでもあり、現在唯一量産されている自動車LiDARスキャナーである「SCALA」を含む、超音波センサー、カメラ、レーダー、レーザースキャナーという市場で最も広範なセンサーのポートフォリオを誇っている。

ヴァレオは、昨年秋にパリの路上で超音波センサーを搭載した自律走行車の最初のテストドライブを行ったり、ヨーロッパとアメリカ、日本を巡る巡回走行を行ったりするなど、自律走行車のデモンストレーション車両で、多くの世界初を記録した。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Valeo Press Releases
https://www.valeo.com/