デーナ、PACEアワードを受賞

技術革新を評価
デーナは、4月9日にアクスル製品「Spicer(スパイサー)」「AdvanTEK(アドバンテック)」が「2019 Automotive News PACE Award(2019 PACEアワード)」を受賞したと発表した。

「2019 Automotive News PACE Award」は、米国の大手自動車専門雑誌「オートモーティブニュース(Automotive News)」より、自動車業界において技術革新的な製品・製造プロセスを開発したサプライヤーに対して贈られる。

今回で25回目を迎え、自動車サプライヤーにとって大変名誉ある賞となる。

車軸効率の向上
デーナは、ハイブリッドパワートレインを含む内燃エンジンにおける効率改善に関する顧客調査に基づき、ドライブラインの専門性を最大限に活用し、より効率性能が高いアクスルの設計・開発を実現させた。

「Spicer」「AdvanTEK」はアクスル(車軸)システムであり、他アクスル製品と比べて性能が向上し、車軸の効率性能が約30%増となっている。

耐久性を維持しつつ、騒音・振動を軽減し、オイルチューニング(石油の撹拌)、ギア、ベアリング(軸受)の性能・機能を改善することにより効率性は向上し、低燃費が実現した。

軽自動車ドライブライン・テクノロジーズ社長のボブ・パイル(Bob Pyle)氏は、既存のアクスル設計プロセスから離れ、顧客のニーズを考慮したうえで社内外よりアクスル製品を再設計したと説明する。

また、PACEアワード受賞により、「Spicer」「AdvanTEK」の開発におけるチームの努力が認められたと述べる。

「Spicer」「AdvanTEK」は、企業理念である革新技術の創造を体現した一例であり、今後、更なる革新技術を開発すると意欲的である。

(画像はプレスリリースより)


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