シェフラー、三菱電機と世界的なパートナーシップ契約を締結

「e-F@ctory Alliance」のパートナーシップ契約
シェフラーは、世界最大の国際産業技術見本市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)2019」(2019年4月1~5日、ドイツ・ハノーバーで開催)にて、三菱電機が推進するFAパートナープログラム「e-F@ctory Alliance」において、三菱電機と世界的なパートナーシップ契約を締結したと発表した。

三菱電機は、最適なソリューション提供を目的に「e-F@ctory」プロジェクトを展開し、プロジェクト参加パートナー企業と連携し、FA(ファクトリーオートメーション)分野において新たなソリューション創出を目指す。

生産過程の自動化
ドイツでは製造業の変革である「インダストリー4.0」が推し進められている。「インダストリー40」は、ドイツ政府が推進する製造業のデジタル化・コンピューター化コンセプトであり、製品の個別化、製造過程の柔軟性を特徴とする。

シェフラーは、2010年以降、「e-F@ctory Alliance」に参画し、パートナー企業として、e-F@ctoryコンセプトの実現を目指している。工場設備・データを製造実行システム(MES)と企業資源計画(ERP)に統合し、デジタルトランスフォーメーションのフレームワークを形成し、工場における生産過程の自動化を図る。

シェフラー・インダストリアル部門CEOのシュテファン・シュピンドラー(Stefan Spindler)博士は、インダストリー4.0により持続可能な付加価値が加わるが、インダストリー4.0実現には他企業との連携が必要であると説明する。

世界的なパートナーシップ契約を通して、シェフラーと三菱電機が有する高い専門技術・知識、ノウハウを融合することで、顧客ニーズや市場需要を満たしたインテリジェントソリューションの提供が可能になり、生産過程や工場設備のライフサイクルコストを最適化できると述べる。

(画像はプレスリリースより)


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SCHAEFFLER プレスリリース
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