ベバスト、韓国企業との合弁会社Webasto Dongheeの株式を買収

韓国の大手自動車メーカーにパノラマルーフを供給
ベバストは、長年にわたる韓国の合弁会社であるWebasto Dongheeの全株式を購入したことを発表した。

1987年に設立されたWebasto Dongheeは、ベバストグループと韓国の自動車サプライヤーDongheeが株式を50%ずつ所有し、パノラマルーフの製造と販売を行っていた。

今回の買収後、Webasto Dongheeはベバストグループのグローバル開発と生産ネットワークの一部となり、Webasto Korea Holdings、Ltdの傘下で運営される。

アジア地域での事業を拡大
Webasto Dongheeは、世界で成功している韓国の大手自動車メーカーに、革新的なルーフシステムを供給していた。

ベバストSEの取締役会会長であるHolger Engelmann氏は、次のように説明する。
「この投資は、アジアの成長市場における自動車業界に対するシステムパートナーとしての我が社の地位を強化することにおいて、重要なステップである。我々は、将来のバッテリーシステム、充電ソリューション、電気暖房システムなど、我が社の世界的な製品ポートフォリオを、世界で第3位の大企業に供給できることを歓迎する。」(プレスリリースより引用)

ベバストは、1970年代からアジアに独自の拠点を保有し、それ以来、継続的にこの地域での事業を拡大している。近年、同社は中国での開発に焦点を当てている。

ベバストは現在、戦略的開発と、eモビリティ向けのシステムを備えた製品範囲の拡大の一環として、アジア全体での事業を強化している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Webasto Press Releases
https://www.webasto-group.com/