ベントラーがVibracoustic社と戦略的パートナーシップを締結

電気自動車の開発で両社が協力
ベントラーは4月11日、振動のスペシャリスト・Vibracoustic社と戦略的パートナーシップを締結したと発表。4月16日から行われる上海モーターショーに共同出展するという。

振動制御調整済みのシャシーを提供
モーター・エンジニアリングのベントラーは、自動車の振動制御技術の分野で世界的なマーケットリーダー、Vibracoustic社とパートナーシップを締結。

この協力では、それぞれの技術と経験、ノウハウを結集して電気自動車のシャシーシステム(E-Chassis)ソリューションを開発している。

NVH基準(騒音・振動・乗り心地)はVibracoustic社の技術によって調整される。ベントラーは、自動車メーカーに騒音や振動が最適化された状態のシャシーシステムを提供することが可能になる。このシステムは幅広い車種に適応できるという。

シャシーの品質と効率、柔軟性をクライアントに
フロント、およびリアアクスルシステムは事前に検証を行うため、自動車メーカーに高い機能性と品質を保証できるだけでなく、電気自動車開発サイクルのプロセスを効率化し、プロジェクトの開発から生産までのスピードアップに貢献する。

両社は2019年4月16日(火)から25日(木)に開催される上海モーターショーに出展し、両社の取り組みとソリューションの提案を行う予定だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ベントラーのプレスリリース
https://www.benteler.com/