ハネウェル、アメリカ軍駐屯地施設の近代化に向けIoTシステム導入を契約
軍駐屯地でのスマートシステムに着手
ハネウェルは4月15日、アメリカ軍駐屯地の1つ、Fort Benningの近代化への協力を表明。施設のシステムを更新し、全体的なエネルギー使用量を減らすプロジェクト契約が行われた。施設内の近代化で省エネを実現
プロジェクトは、兵士や訓練生、民間労働者などを含め約10万人以上が駐在する施設内に、センサー・制御作動付き監視システムや照明制御システムなどを19億ドルかけて設置する。これは同駐屯地の支援目的で試験的に行われる。これによりエネルギー消費量約23%カット、年間約130万ドルの節約が可能になり、将来的には他の米軍基地への活用など事業拡大を図る。
無駄なエネルギー消費を減らすだけでなく、監視・制御システムによってメンテナンスや機器の交換などの支出も正確に予測できるようになり、業務や運用効率の改善につながるとしている。
基地内のエネルギー回復や供給をスムーズに
プロジェクトの最終目的は、エネルギー消費の抑制と蓄積を両立させるシステムを構築することで、混乱時にも回復できる性能と、エネルギーを供給できるシステムを作ることだ。これにより軍駐屯地での兵士たちの健全な生活と任務の遂行をサポートすることができる。
システムはソフトウェア会社Tridiumの最新型のプラットフォームを使い、効果的なデータ収集とリアルタイム情報による意思決定を可能にする。
(画像はハネウェルの公式ホームページより)
▼外部リンク
ハネウェルのプレスリリース
https://www.honeywell.com/