マーレ、インテリジェント充電管理システムを空港に設置
設置拡大を計画
4月17日、マーレは、シュトゥットガルト空港(ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州)の従業員・空港車両駐車場に、電気自動車(EV)向けのインテリジェント充電管理システム「ChargeBIG」を設置すると発表した。将来的には、シュトゥットガルト空港のエプロン(乗員・乗客の乗降、貨物の積み下ろし、燃料の補給、簡易な点検整備などのために航空機を駐機させる場所)や駐車場110ヶ所に設置予定であり、現在、パートナー関係にあるelisoと共に計画を進めている。

拡張的で一元管理された充電インフラ
「ChargeBIG」は、短時間駐車者や商用車両操縦者向け充電管理システムである。単相交流(AC)の2.3kWから7.2kWの電源を使用し、恒久的に取り付けられたケーブルとコネクタプラグが備わり、柔軟性・拡張性に富む。また、一元管理されたインテリジェントシステムにより全体の充電状況を把握し、電力使用量を調整できる。不均一な充電状況を防げ、一部の充電負荷が大きくなることはない。
それゆえ、ネットワーク拡大に巨額投資することなく、既存インフラの使用における最適化が実現し、既存の充電システムと比べ、低コストとなる。
プロジェクトマネジメントリーダー兼ChargeBIGチームメンバーのセバスチャン・エバート(Sebastian Ewert)氏は、充電プロセスにおけるボトルネックは、電気使用量よりも電力供給の急増に伴って生じ、問題解決にはインテリジェントな負荷分散が求められると述べる。
(画像はプレスリリースより)
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MAHLE プレスリリース
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