未来の車の安全を、オートリブがエアバッグなど最新モデルを発表

上海国際自動車産業総合展に参加
オートリブは4月16日、上海で開催されている上海国際自動車産業総合展に参加していると発表。電気自動車や自律走行への移行に伴う、安全機能の新しい形を展示しているという。

時代の変革に合わせたソリューションを
エアバッグ、シートベルト、およびステアリングホイールのグローバルメーカーである同社は、中国で安全機能の開発に取り組んでおり、今回の展示会で最新の開発モデルを発表している。

同社の製品開発・エンジニアリングの最高責任者・Jordi Lombarte氏は、安全装備の分野も変革が求められていると述べている。電気自動車や自律走行車へのニーズの高まりは、安全機能の課題を生み出し、また設計を変えるきっかけにもなっているという。

自律走行車などに乗車する人々は、これまでのような画一的なポジションではなくなるため、様々な用途や事故のシナリオを想定した安全機能の設計や追加が必要になると述べている。

研究プロジェクトの設立で開発に取り組む
同社はその変革に取り組んでおり、最善のソリューションを顧客に提供する体制を整えるため、大学、他業界企業、政府機関などと連携した共同開発など、数多くのプロジェクトを進めている。

最近では、2019年3月に中国に研究プロジェクト「OSCCAR」を設立。自律走行車両を利用する人々の安全を確保する設計や機能の開発に取り組んでいる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

オートリブのプレスリリース
https://www.autoliv.com/