SKF、中国の常山県で新しい工場が稼動
3つの工場の開発・製造を統合
SKFは、中国の常山県にかねてより建設中であった円すいころ軸受製造工場が、4月17日に稼動したことを発表した。約2億スウェーデンクローナを投資して建設されたこの工場では、約600人の従業員を保有し、中国の産業用ドライブおよび自動車部門におけるSKFグループの競争力と顧客サービスレベルを向上させる。
SKFは、これまで中国の寧波市、上海市、常山県の3つの拠点で展開されていたSKF、PEER、GBCブランド製品の開発と製造を、新しい工場に統合する。
アジア担当インダストリアルセールスプレジデントであるPatrick Tong氏は、次のように述べた。
「これは、我々にとって重要な投資である。我々は、3つのブランドを一緒に製造し、研究開発と製造能力を組み合わせて、様々なセグメントにおける我が社の地位を強化する。」(プレスリリースより引用)
世界に代理店を持つ大手サプライヤー
SKFは、ベアリング・シール・メカトロニクス・潤滑システム、そしてテクニカルサポートやメンテナンス、エンジニアリングコンサルティングとトレーニングを含むサービスを提供するグローバルな大手サプライヤーである。同社は、世界130ヶ国以上に約17,000の販売代理店を保有し、従業員数は44,428人。2018年の年間売上高は857億1,300万スウェーデンクローナを計上した。
(画像はプレスリリースより)
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SKF Press Releases
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