デーナ、中国に5施設を開設

自動車メーカーに対するサポート拡大
4月17日、デーナは、中国の自動車メーカーに対するサポートを拡大する目的として、中国に5施設(設計、製造、試験、アフターマーケット)を開設すると発表した。

SMEグループ、エリコングループのドライブシステム部門(グローバルブランドのOerlikon Graziano、Oerlikon Fairfieldを含む)の買収により、中国にて5施設を新たに追加することが可能になった。新施設の開設は、今年から着手予定である。

中国における生産能力拡大
5施設の開発は企業能力を強化し、中国市場において、乗用車・商用車・オフハイウェイ向け車両の電動化、ハイブリッド化を促進させる。

ここ最近では、上海(SME AC電気モーター、インバータ、コントローラなどの設計・製造)、江蘇省蘇州市(eドライブ向け遊星歯車減速機)、河北省保定市(新型エネルギーバス用eアクスル)に製造拠点を開設している。

また、蘇州市(江蘇省)に追加した拠点では、主に都市交通バス用アクスルの製造を手掛けたうえで、オフハイウェイ向き産業機械用ドライブ、アクスル、ギアの製造も行う。

会長兼最高経営責任者のジム・カムシッカス(Jim Kamsickas)氏は、25年以上に亘って中国に生産拠点を置くが、アジア太平洋地域における成長を加速させる機会を獲得したいと述べる。

(画像はプレスリリースより)


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