マグナインターナショナル、モロッコに2つ目の製造拠点を新設

自動車のミラー生産に着手
マグナインターナショナルは4月23日、モロッコの都市ケニトラに自動車工場を新設すると発表した。工場設置に1,130万ドルを投じ、この施設での生産開始は2020年春を予定している。

自動車製造工場が拡大するモロッコ
モロッコは、グローバルメーカー各社が自動車生産・輸出の拠点として需要が拡大している地域だ。現地政府も、2025年までに年間100万台の自動車製造を目標としており、工場設置や投資などの誘致を積極的に行っている。

同社でも、現地でインテリア・エクステリアミラーシステムの生産拡大に着手。1,130万カナダドル(約9億5,000万円)で、ケニトラに製造工場を建設することになった。

施設の大きさはおよそ61,400平方フィート(約5,704平方メートル)、最大で275人の雇用を創出し、2020年春の製造開始を予定している。

2つ目の拠点で先進的なミラーを開発
同社は自動車のミラー技術で市場をリードしており、新工場ではドライバーの運転体験を向上させる革新的なインテリジェント・ビジョン・システムの拡大に乗り出す。

2018年10月に産業エンジニアリングの世界的リーダー・Altran Technologies SA社とカサブランカを拠点とするエンジニアリング合弁会社を設立しており、今回の施設はモロッコで2番目の拠点となる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

マグナインターナショナルのプレスリリース
https://www.magna.com/