デーナ、商用車向けダイレクトドライブシステム電動パワートレイン「TM4 SUMO LD」を導入

商用車向けダイレクトドライブシステム電動パワートレインの導入
4月25日、デーナは、「TM4 SUMO」ラインアップの拡大を目的として、軽商用車向け、新型のダイレクトドライブシステム電動パワートレイン「TM4 SUMO LD」を導入すると発表した。連続出力250kW、トルク1200Nmまで、3モデルとなる。

他社製品との差別化
「TM4 SUMO LD」には、IPMモーター(埋込磁石内蔵型同期モーター)と産業用3相CO150インバーターが組み合わされ、既存のダイレクトドライブシステムに基づいて設計され、軽商用車、ミニバス、中型トラック・バス(クラス2~6)から大型トラック(クラス8)に至るまで対応できる。

モジュラーソリューションによりeアクスルプラットフォームを普及させ、未来の輸送を提供する。また、組み込まれたIPMモーターでは、磁石が10%減となり、軽量化・縮小化が実現した。

最高技術責任者クリストフ・ドミニアク(Christophe Dominiak)氏は、TM4 SUMOダイレクトドライブ電動パワートレインが世界市場に適応でき、高効率なソリューションを提供すると述べる。また、機能・性能によって、他社と大きな差別化が図れるという。

TM4 SUMO LDシリーズは、「Spicer Electrified」から派生し、ダイレクトドライブソリューションからインテグレートeアクスルまで顧客ニーズに応じた構造が採用されている。

ダイレクトドライブモーター、ドライブトレインシステム「Spicer」のDS404ドライブアクスル、SPLドライブシャフトが搭載されている。

(画像はプレスリリースより)


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