マグナ、中国2ヶ所に生産拠点を開設
中国にてフットプリントの拡大
マグナは、中国におけるフットプリント(生産拠点、生産量)の拡大を目的として中国にて2ヶ所の生産拠点を開設し、中国・上海の生産工場は4月29日、中国湖南省長沙市の合弁工場では4月25日に開業式を執り行ったと発表した。2ヶ所の生産拠点を通して、中国市場に対して、排ガス低減・燃費効率向上を実現するソリューションを提供する。マグナ・エクステリアズ社長のグレアム・ハロウ(Grahame Burrow)氏は、中国の生産拠点を通して、成長市場向け製品を生産すると述べる。
成長セグメント向け製品の提供
長沙市にある生産工場は、GAC(グローバル・アセンブリ・キャッシュ)傘下のGACコンポーネントとの合弁工場となる。2018年末より、クロスオーバー向け軽量構造の複合リフトゲートを製造していたが、4月25日、2社の執行役員、取引先企業などの関係者が参加した開業式典を行った。クロスオーバー車、SUV車市場は世界的に成長が著しく、複合リフトゲートの需要が高い。リフトゲートは、軽量構造かつ完全再生利用可能である。モジュール構造により、スチール製と比べて25%軽量化し、排ガス低減や燃費効率の向上が実現する。
また、上海の生産工場では、4月より、空力技術を用いた自動車用アクティブグリルシャッター(AGS)を生産し、中国市場向けに複数の車両プラットフォームを製造するアメリカメーカーに対して提供する。空力技術を駆使することで車両抵抗は減り、燃費効率は向上する。
(画像はプレスリリースより)
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