ヴァレオ、インドのチェンナイにワイパーモーター工場を開設
トレーサビリティシステムで徹底した管理
ヴァレオは、4月29日、インド、チェンナイのバラムに、ワイパーモーターの製造工場を開設した。この工場は、総面積1,530平方メートルで、OEMおよびインドのアフターマーケット部門向けのリアワイパーモーターを生産する。現在、年間50万台の生産能力を持ち、75万台まで増やすことができる。
また、同社としては世界初となる、マニュアルハイブリッド車の生産ラインであり、プロセスと製品のトレーサビリティのためのQRコードレーザーマーキング機能を備えたトレーサビリティシステムを保有している。
さらに、製造ライン全体をカメラで監視し、100%のプロセスと製品管理を行う。
この新しい工場について、ヴァレオ・インドのグループプレジデント兼マネージング・ディレクターであるAshok Belani氏は、次のように述べた。
「インドに製造工場を設立することは、インドの自動車業界に対するヴァレオのコミットメントを再確認するものである。ヴァレオのワイパーシステムは、インドのアフターマーケットにおいて主要な製品となっている。この製造工場を通じて、我々は、インドのOEMのニーズに応える完全な範囲をもたらすことによって、重要な市場シェアを獲得することを目指す。」(Autocar Professionalより引用)
卓越したワイパーソリューションを提供
新しいワイパーモーター製造施設は現在、OEMのニーズに応えるために左側のモーターを製造しており、ショートタイプとミディアムタイプのワイパーモーターを製造することができる。ヴァレオのワイパーソリューションは、優れた可視性を提供するために、フロントガラス、リアウィンドウ、光学センサーをクリーニングする最先端技術として、世界で評価を得ている。
特に、軽量ワイパーシステムは、快適性と安全性を向上させ、CO2排出量の削減に役立つ。
(画像はAutocar Professionalより)
▼外部リンク
Autocar Professional
https://www.autocarpro.in/
Auto Economic Times
https://auto.economictimes.indiatimes.com/
The Hindu Business Line
https://www.thehindubusinessline.com/