テネコ、トヨタ新型スポーツカー「GRスープラ」に最先端サスペンション技術を提供

最先端サスペンション技術の搭載
5月17日、テネコは、テネコより分社化する「DRiV Incorporated」が、「MONROE(モンロー)」インテリジェント・サスペンション・ポートフォリオより連続可変セミアクティブサスペンション(CVSAe)をトヨタ新型スポーツカー「2020 Toyota GR Supra(GRスープラ)」に搭載すると発表した。

「GRスープラ」は第5世代モデルにあたり、2019年春モデルから連続可変セミアクティブサスペンションを搭載予定である。

なお、テネコは、アフターマーケットおよびライドパフォーマンス事業を分社化し、新企業「DRiV Incorporated」の設立を予定している。「DRiV Incorporated」は、世界最大級のアフターマーケットおよびライドパフォーマンスサプライヤーとなる。

快適な乗り心地と最適なコントロール
連続可変セミアクティブサスペンションは、パフォーマンス、快適性、コントロールにおけるバランスを最適化する。クーペに特化した3重構造であり、路面状況や運転状況を持続的に感知でき、リアルタイムにて各ダンパーを個々に調整し、優れたライドパフォーマンスを提供する。

また、各ショックは、外付け電子バルブ「CES8700バルブ」が特徴的である。エレクトロニックコントロールユニット(ECU)と接続し、10ミリ秒単位にてダンピング設定を再調整し、快適な乗り心地と最適なコントロールを実現させる。

OEショック・ストラット事業シニア・ヴァイス・プレジデント兼ジェネラルマネージャーのネヴィル・ラッド(Neville Rudd)氏は、最先端ソリューションである連続可変セミアクティブサスペンションにより、ドライバーは最大限の快適性、運転の楽しみを体験できると述べる。

(画像はTENECO HPより)


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TENECO プレスリリース
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