豊田合成、内外装製品やエアバッグの技術・営業拠点を設立
米国のオハイオ州に設立
自動車部品の大手サプライヤーである豊田合成は5月20日、米州地域の統括子会社「豊田合成ノースアメリカ」(以下、TGNA)の技術・営業事務所をオハイオ州ダブリン市に設立することを明らかにした。TGNAは1999年4月に設立された豊田合成の完全子会社であり、資本金が2億6,473万ドルで348名の従業員体制で米州における営業、調達、設計などの事業を行っている。
ホンダ向け事業を強化
これまでミシガン州トロイ市に拠点を置くTGNA本社にあった設計や営業機能を、主要な納入先であるホンダの研究開発拠点(Honda R&D Americas)のオハイオ事務所近隣に設置することで、これまで以上に内外装製品やエアバッグの開発業務のスピードアップを図る計画である。この新たに設置された営業拠点は従業員5名体制でスタートし、2020年代前半には技術・営業員を約10名に増員する予定となっており、内外装部品、エアバッグの設計と営業を担当する。
今後も豊田合成は、主要市場である米国において自動車メーカーの開発・生産ニーズに応え、事業拡大を目指していく方針である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
豊田合成 プレスリリース
https://www.toyoda-gosei.co.jp/