ベバスト、Power2DriveでEモビリティのためのソリューションを展示
モバイルネットワーク使用のスマート充電器
ベバストは、5月15日から17日までミュンヘンで開催された、電気自動車向け充電ソリューションと技術の展示会であるPower2Driveにおいて、Eモビリティのためのソリューションを発表した。ベバストが展示したスマート充電器「Webasto Live」は、モバイルネットワークまたはBluetoothを介した柔軟で未来志向のネットワーキングを可能にするものであり、ベバストのLiveAppにより操作できる。また、LANやWLANなどのネットワークインタフェースによって、複数の充電器の接続ができ、それによって積極的な負荷管理が可能となる。
Webasto Liveのさらに重要な機能は、RFIDまたはスマートフォンによる認証である。また、それは、Plug&Chargeを介した将来的な認証をサポートする、市場で数少ない壁掛け式充電器の1つである。
基本の充電器Webasto Pureは、自動車メーカーに関係なく、タイプ2プラグ付きのすべての電気自動車と互換性がある。11キロワットか22キロワットの充電容量で利用可能であり、付属ケーブルによって簡単かつ自嘲的な操作ができる。
ベバストは、特にアメリカ市場向けに開発されたオプションの接続性を備えた「TurboDX」と、外出先における便利な充電のためのポータブル充電器「TurboCord」も展示した。
電気自動車・ハイブリッド車用高性能暖房システム
ベバストの標準バッテリーシステムの特別な利点は、そのモジュール設計である。標準化されたバッテリーモジュールのおかげで、システムは個別に設定することが可能で、非常に費用対効果が高く、さまざまな車両分野に適応する。追加開発された「Vehicle Interface Box」(VIB)は、バッテリーシステムと車両の間のインタフェースとして機能し、システム構成とプログラミングの両方を可能にする。
ベバストはまた、ハイブリッド車および電気自動車用の高性能暖房システムを、高電圧ヒーターの形で提供している。
高電圧ヒーターによって車両内部は心地よい温度となるとともに、電池が必要な調整を行い、それによって電池の容量は完全に活用されることとなる。そして、効率的な加熱層技術のおかげで、ヒーターは常に95%を超える効率で電気エネルギーを変換する。
ベバストの高電圧ヒーターモデルは、250ボルト~870ボルトのオンボード電源電圧用に設計されており、5キロワットと7キロワット10キロワットの熱出力で利用できる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Webasto Press Releases
https://www.webasto-group.com/