住友電気工業、欧州の焼結部品メーカーを買収

焼結部品メーカー2社を買収
自動車部品の大手サプライヤーである住友電気工業は5月22日、Sinterwerke Herne GmbH(以下、SWH社)・Sinterwerke Grenchen AG(以下、SWG社)の全株式をSinterwerke Holding GmbHから5月9日に取得したと発表した。

SHW社はドイツ・ノルトラインヴェストファーレン州を本拠地とし、SWG社はスイス・ゾロトゥルン州を本拠地とする焼結機械部品メーカーで、両社はそれぞれ240名・160名の従業員体制で焼結機械部品の製造および販売を行っている。

欧州自動車メーカーへの販路を拡大
住友電気工業の焼結製品事業部は、住友電工焼結合金をマザー工場としてグローバルに事業を展開しており、日系の自動車メーカーおよび自動車部品メーカーを中心に各種製品を供給している。

住友電気工業は今回の企業買収により、欧州自動車メーカーおよび部品メーカーへの販路拡大を図り、欧州における焼結製品事業のプレゼンスを向上させ、さらなるグローバルビジネスチャンスの獲得を目指していく方針である。

(画像は住友電気工業 ホームページより)


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住友電気工業 プレスリリース
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