テネコ、「MOOG」ステアリングとサスペンション製品ラインの拡張を継続
市場で使用されている多くの車種に適応
テネコは21日、アフターマーケットの業界をリードするステアリングおよびサスペンションブランドである「MOOG」が、2019年の1月から5月で、220の新しい部品番号を導入し、12,000以上の部品が入手可能となったことを発表した。5月に販売開始となったのは、フロントのボールジョイント「K500390」「K500391」。これは、2006-2013アウディA3と2015-2018アウディQ3、2007-2016フォルクスワーゲン・イオス、2008-2009と2012 GLI、2006-2014 GTI、2010-2014 ゴルフ、2005-2014ジェッタA5、2011-2018ジェッタA6、2015 e-ゴルフなどのフォルクスワーゲンの車両に適応する。
同じく新製品のステアリング・センター・リンクブッシュ「K201785」は、2013-2018シボレー・シルバラード2500HDと3500HD、GMCシエラ 2500HDと3500HDに適応するものであり、またトラック・バー・ブッシュ「K201839」は、2010ダッジ・ラム1500、2011-2018ラム・トラック 1500、2019 1500クラッシックに適応する。
フォード車用の新しい製品カタログには、2015-2018 F150に向けたコントロールアームとボールジョイントアッセンブリー、2007-2010エッジ、2011-2014 エッジ、1999-2004ジープ・グランドチェロキーに向けたナックルアッセンブリー一式も含まれている。
乗用車やトラックにも対応
2019年の最初には、2013-2019キャデラックATS、2016-2019 ATS-V、2014-2019 CTS、2016-2019 CTS-V、2016-2019シボレー・カマロに向けたタイロッドエンドが発売され、キャデラックATSとCTSモデル用で初めて市場に出るタイロッドエンドも供給された。また、18インチと19インチのホイールを備えた2015-2019フォード・ムスタング用のタイロッドエンドもある。現在、MOOGが提供するディファレンシャルサポートブラケットは、2007-2019キャデラック・エスカレード, エスカレードESV、2007-2013エスカレードEXT、2007-2013シボレー・アバランチ, 2007-2018シルバラード1500など、市場で使用されている900万台以上の車両に適応する。
また、ダッジトラック用のフロント下部ボールジョイントは、2008ダッジ・ラム、2003-2010ラム・ヘビーデューティーなど、市場で使用されている150万台の車両に適応する。
MOOGは、スタビライザーバーリンク部品も発売開始した。これは、2017-2018ヒュンダイ・エラントラ、アイオニック、2019ヴェロスター、2017-2018キア・ニロ、2016-2019ヒュンダイ・ツーソン、2017-2019キア・スポーテージに適応する。
製品ラインを拡張し幅広い修理に対応
シャシー担当プロジェクト管理リーダーのKim Plante氏は、次のように述べた。「2018年に、MOOGは、1年を通して製品範囲を拡大し、新しい製品500個を提供した。2019年も同様の予定で、MOOGは、毎月、顧客に新しい製品を紹介し、店舗における幅広い修理の可能性をカバーする優れたソリューションを提供する。」(プレスリリースより引用)
MOOG製品の詳細については、専用サイト、もしくは、Facebook、Twitter、Instagramを参照のこと。
テネコは、2019年下半期に、アフターマーケットおよびライドパフォーマンス部門を独立させたDRiV Incorporated(DRiV)を設立する予定で、DRiVが取り扱う主要製品ブランドには、「Monroe」、「Ohlins Walker」、「Clevite Elastomers」、「MOOG」、「Fel-Pro」、「Wagner」、「Ferodo」、「Champion」などがある。
(画像はTennecoより)
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