ビステオン、TATAのHarrier SUVにSmartCoreコックピットドメインコントローラを供給

インドでは初めての販売
ビステオンは、最近販売開始されたTATAのHarrier SUVに、インフォテインメントシステム、およびデジタルとハイブリッドの計器クラスタを動かす、SmartCoreコックピットドメインコントローラを供給した。

TATAのIMPACT 2.0デザイン原理に基づいて、Harrierはインテリジェントにデザインされたインテリアと将来に向けた接続性とインフォテインメントに基づく新しいユーザー経験を約束する。

ビステオンのSmartCoreは、同社が初めて市販するドメインコントローラであり、インフォテインメントと計器クラスタのドメインを1つのシステムオンチップ(SoC)で動かし、シームレスなヒューマンマシンインタラクション(HMI)付きで、クラス最高のユーザー体験のための大型薄膜トランジスタ(TFT)ディスプレイを提供する。

スケーラブルでサイバーセキュリティも確保
SmartCoreソリューションには、シルバーボックス、ボタンパネル付きのタブレット型インフォテインメントディスプレイ、プレミアムモデルの再構成可能なインストルメントクラスタが組み込まれている。

インフォテインメントシステムのバリエーションは、7インチから8.8インチまでのTFTディスプレイ構成を提供し、それに対してインストルメントクラスタオプションは、インドで初めて市販される直感的なユーザーインターフェースである、4インチLCDと7インチカラーTFTを含んでいる。

主なインフォテインメント機能は、Android AutoとCarPlay、音声認識、Bluetooth、およびテキスト読み上げ(TTS)による簡単なデバイスコンバージェンスなどがある。このシステムは、スマートフォンベースのナビゲーションと接続アプリケーションもサポートしている。

SmartCoreのアーキテクチャは、様々なコアの仮想化と制御されたファイアウォールによって、完全にスケーラブルでありサイバーセキュリティも確保されている。

これにより、当初はドライバー情報とインフォテインメントを示す異なるレベルのASIL要件を備えた独立した機能ドメインが可能となり、同時に将来のドメインが追加されて別々に安全に運用することが可能となった。

(画像はプレスリリースより)


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Visteon Press Releases
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