次世代型自動輸送サービスに一歩前進!ハネウェルの「フライバイワイヤ」

「フライバイワイヤ」の新システムを発表
ハネウェルは6月3日、自律走行車やアーバンエアモビリティなど、次世代型モビリティに活用できる「フライバイワイヤ」システムを開発・発表した。航空業界の認定基準に基づいて作られている。

軽量でコンパクト、都市型モビリティ向けシステム
同システムは、都市型エアモビリティ市場向けに開発され、3層構造、文庫本サイズというコンパクトな設計だ。

電気アクチュエータによる滑らかで安定性のある走りと、油圧や制御ケーブル、プッシュロッドなどを排除し軽量化を実現。少ない電力消費で移動が可能だ。

また、2つの処理チャネルによって互いの作業を監視し合うロックステップ処理を使用しており、1つが障害を起こした場合でも、もう1つがバックアップするシステムになっている。

航空技術を集約し、都市部での乗客・物販の自動輸送に高い安全性を提供する。

ワシントンでデモンストレーションを実施
同社は、最近新しいハイブリッド電気タービン発電機のプロトタイプを発表。またイスラエルで電動飛行機の製造を行っているeViationと提携し、ナビゲーションやラジオ、飛行制御システムなどの開発に取り組んでいる。

今回の新システムは、近日ワシントンで開催されるUber Elevate Summitでデモンストレーションを行う予定となっている。

(画像はハネウェルの公式ホームページより)


▼外部リンク

ハネウェルのプレスリリース
https://www.honeywell.com/