Leoni、ジャガーランドローバーから自動車サプライヤ優秀賞を贈呈
フレキシビリティと信頼性が評価
Leoniは、イギリスの自動車メーカーであるジャガーランドローバーから、自動車サプライヤ優秀賞を獲得したことを発表した。この賞は、Leoniが、ジャガーランドローバーの様々なモデルにケーブルハーネスやその他の配線システム用部品を提供している、そのフレキシビリティと信頼性を評価したものである。両社は長年のパートナーシップを維持しており、その間に新しい電気および電子アーキテクチャなど、将来の自動車用技術も開発されている。
自動車業界は現在、サプライチェーン全体で大きなフレキシビリティを必要とする変革を遂げている。
こうしたことから、毎年、ジャガーランドローバーは、3,500社以上のサプライヤから、この移行をサポートするうえで大きな成果を上げ、ジャガーランドローバーの「顧客第一主義」に最も貢献しているサプライヤ15社を選出している。
2019年5月にイギリスのウェスト・ミッドランズにある本社で開催された授賞式において、ジャガーランドローバーのグローバル購買担当ディレクターであるIan Harnett氏は、次のようにコメントした。
「Leoniは、強いフレキシビリティとプロフェッショナル精神で、我々のセクターにおける変化を管理している。」(プレスリリースより引用)
長年にわたる緊密なサプライヤ関係
1948年以降製造された伝説的な第1世代のランドローバーも、Leoniによってその後買収されるLucas Ristsのケーブルハーネスを装備していた。今では、ワイヤリングシステムや、エネルギーとデータ管理のソリューションが、ジャガーランドローバーの5つのモデルに採用されている。これらの部品を製造する施設には、エジプトのカイロ、セルビアのMalošište、ルーマニアのアラドなどがある。Leoniのイギリス本社は、ニューカッスル・アンダー・ライムにあり、ここで、部門横断的なチームが、同社の重要顧客を担当している。
現在生産されている最も革新的なソリューションの1つには、アルミニウムバスバーがあり、それは1台の車両につきおよそ1.5キログラムの軽量化を実現している。
ジャガーランドローバーとLeoniとの協力は、生産と物流以外にも数多く行われている。ジャガーランドローバーは、最新車両に使用されているシステムとコンポーネントの一部を開発する役割をサプライヤに託した。
Leoniは、将来的に、バリューチェーンをさらに進化させ、ジャガーランドローバーと共同で新しい世代の電気・電子アーキテクチャについて設計段階から取り組む予定である。
Leoni、イギリス自動車事業担当のエグゼクティブバイスプレジデントであるHelmut Zehnderは、「我々は開発サイクルの早い段階で、我々のノウハウを提供し、顧客が革新的なソリューションで成功するのを支援できることを誇りに思っている。」とコメントした。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Leoni Press Releases
https://www.leoni.com/