ZF、Eモビリティ事業部の拡大
新たなオフィスの開設
6月7日、ZFは、Eモビリティ事業部の拡大を目的として、シュヴァインフルト(ドイツ・バイエルン州北部)に総務・研究開発・営業事業本部を新たに開設した。新たなオフィスでは、約520人の従業員が働く。電動ドライブ生産工場の拡大
新たな事業本部に加えて、電動ドライブの新たな生産工場(セルビア・パンチェボ)が翌週より稼働する。3000万ユーロが投資され、部品を含む電動ドライブ・ハイブリッドドライブ向けのテスト環境(テストベンチ)と施設検査16ヶ所を備える。主に、ハイブリッド・電動ドライブ向けの電動モーター、ジェネレータ、トランスミッション・セレクタ、マイクロスイッチが生産される。将来的には、約1000人の従業員が働く。また、現在、中国・杭州にて、電動ドライブ生産工場が建設中であり、来年の稼働を予定している。
次世代モビリティ戦略として
電動ドライブに対する需要は、急速に高まりつつある。電動ドライブは次世代モビリティであり、世界規模での排ガス削減を可能にする。それゆえ、ZFは、電動ドライブ事業に巨額投資を行い、雇用機会の創出、生産能力の拡大を実現する。ZFにとって、エレクトロモビリティ、車両運動制御、自動運転、統合安全は、次世代モビリティ戦略の核となる技術である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ZF プレスリリース
https://press.zf.com/press/en/releases/release_8256.html