ダッシュボードに革命を!コンチネンタルの3Dディスプレイ

ライトフィールドディスプレイを開発中
コンチネンタルは6月11日、車内に3Dディスプレイを表示させるシステムを開発していると発表。3次元ホログラム技術でコックピットに革命を起こす。

ダッシュボードに3次元の世界を
同社は、米国でナノテクノロジー分野のリーダーであるLeia Inc.と共同で、車両に活用できる3次元のホログラム技術を使ったディスプレイ表示「Natural 3D Lightfield Instrument Cluster」を開発している。

3Dのライトフィールドディスプレイによって、ダッシュボードに走行周辺のナビゲーションなどを3Dで表示。奥行きや明るさ、光なども認識できる。

ディスプレイは8つの視点から構成されており、乗車している人の角度によって表示が微妙に異なる。それぞれがより自然に視認できるようになっている。

車両の快適性と安全性を目指して
ディスプレイは光を遮断、または屈折させる方法によって生み出された3D効果技術であり、ヘッドトラッカーなどを着用する必要はない。

この共同開発では、自動車メーカーやサードパーティーが、次世代自動車に搭載できるようにするため、コンテンツの作成やエコシステムのサポートにも取り組んでいる。

例えば運転支援システムとして警告を3Dで表示する、360度回転のアシスタントグラフィックを表示する、スクリーン表示などを搭載した自律走行車両と連携できるシステムなど、様々な活用の可能性が期待される。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental-corporation.com/