Rheinmetall、中国トラックメーカーにリードバルブを提供

リードバルブにて排ガス削減
6月14日、ラインメタル・オートモーティブ(旧KSPG)は、傘下のPierburgを介して、中国大手トラックメーカーよりリードバルブの大量注文を受けたと発表した。

リードバルブは、中国・昆山市(江蘇省蘇州市)で建設中の生産工場にて生産され、コンポーネントの最終組み立て向け製品の生産は来年より開始される予定である。また、将来的には、大型オンロード・オフロード車両(排気量13~15L)の新型ディーゼルエンジン開発を目指す。

排ガス削減の需要
中国では自動車排ガス規制が施行され、排出ガス基準が急速に厳しくなっている。中国政府は、自動車メーカーに対して、排気ガスに含まれる微粒子および窒素酸化物の排出を減らし、今後更なる厳しくなる排出ガス基準を満たすように義務付けている。

それゆえ、自動車メーカーは、オンハイウェイ・オフハイウェイ部門において、商用車向けに付加的な排気ガス再循環対策を行い、現在、導入されている自動車排ガス規制「国6a」を満たす責任がある。

リードバルブは、電子制御の複流排ガス再循環バルブであり、中国の大型トラック市場にて需要が増している。将来的には、リードバルブの搭載によって排気ガス再循環(EGR)システム機能を最適化でき、エンジンから排出される窒素酸化物の低減を実現する。

(画像はプレスリリースより)


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RHEINMETALL AUTOMOTIVE プレスリリース
https://www.rheinmetall-automotive.com/