マーレ、電動エアコンコンプレッサーが「CLEPA Innovation Awards 2019」を受賞

環境部門のイノベーションアワード
6月17日、マーレは、電気自動車向け電動エアコンコンプレッサーが「CLEPA Innovation Awards 2019」を受賞したと発表した。

「CLEPA Innovation Awards 2019」は、欧州自動車部品工業会(CLEPA)がイノベーションを提供する企業に対して贈る。今回、マーレは、環境部門において他63企業を打ち勝ち、CLEPAによるイノベーションアワードを獲得した。

受賞式典はベルギー・ブリュッセルにて開催され、CLEPAよりマーレ企業研究・先端エンジニアリング長のオトマール・シャラー(Otmar Scharrer)博士に対してアワードを授与された。

環境に配慮した製品
電動エアコンプレッサーは、電気自動車において、空気調節と冷媒回路の中核となる。キャビンの温度を調節するうえで中核的な役割を担い、電気自動車に搭載されるパワートレインの重要な部品の空調管理を行う。バッテリーを適温に維持することは非常に重要であり、製品寿命は延び、短い充電時間と長い走行距離が実現する。

また、マーレにとって、電動コンプレッサーは戦略的に重要な位置付けとなる。電動コンプレッサーの生産・供給により、電気自動車分野にて完全なシステムプロバイダーの地位を確立できる。

アワード受賞に際して、シャラー博士は、電動エアコンプレッサーにより必要に応じたエネルギー量のみ使用でき、効率性と走行距離が増し、より環境に配慮したモビリティの提供を促進させるとコメントしている。

(画像はプレスリリースより)


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MAHLE プレスリリース
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