コンチネンタル、スポーツカー用の「コンパクトHUD」を開発
小型車両に適したHUB
コンチネンタルは、6月17日にスポーツカー用の高性能ヘッドアップディスプレイを開発したと発表。コックピットスペースに限りがある車に最適だという。
スポーツカーのサイズに合わせて映像を最適化
同社では、人間の視野に直接情報を映し出すシステム・ヘッドアップディスプレイをスポーツカー用に開発。「コンパクトHUD」は、スタンダードなものに比べてサイズは半分だ。スポーツカーのフロントガラスは一般より小サイズだが、投影距離を変えることで画像を最適化させることに成功。ドライバーは運転する視野を確保しながら、警告メッセージや制限速度など、必要な情報を必要な場所・タイミングで利用することができる。
ヘッドアップディスプレイは、コックピットスペースが小さい車両にこそ、最適な機能だという。このHUBポートフォリオを活用し、人・車・環境の安全につながるコミュニケーションを実現していく予定だ。
車両への安全性が求められる時代
自律走行車の開発が進む中、自動車業界は車両に高いドライブ性能を求める変革の時期に移行している。これはスポーツカーにも同様の傾向にある。同社では、ドライバーの運転技術が要求されるスポーツカー本来の走りはそのままに、都市部での交通渋滞など、運転の安全性や快適性を向上させる機能を追加していくことが求められると述べている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental-corporation.com/