デンソー、バトルクリーク公立学校と協力して成人教育プログラムを支援
教育修了後はフルタイム雇用の従業員に
デンソーは、General Educational Development(GED)認定を含む、地域の成人教育プログラムのための学校をサポートするために、バトルクリーク公立学校(以下、BCPS)と提携したことを発表した。この提携は、この施設での技術研修センターの開設に続いて、ミシガン州バトルクリークの施設にいる従業員に対してインパクトのある教育の機会を提供するというデンソーの取り組みの一環である。
3月にBCPSが主導するプログラミングが始まって以来、デンソーのバトルクリーク施設において、約24人の臨時従業員が週に2回のクラスに参加している。金曜日には、臨時従業員3人が、GEDのプログラムを卒業し、バトルクリークのミラーストーンビルの式典において、他の卒業生と一緒に表彰された。
デンソーの臨時従業員がGEDを取得すると、職位に就くこともできるフルタイムの雇用機会が得られる。
バトルクリークにあるデンソーの熱関連製品生産工場の社長であるKevin Carson氏は、次のように述べた。
「デンソーで我々が中核として実行することは、教育と継続的な改善であり、我が社の臨時従業員にGEDの支援を提供するために、バトルクリーク公立学校と提携することは最適な機会である。成人教育プログラムを通じて、バトルクリーク公立学校は、年齢に関係なく、地域の人々が熟練していることを確認するための重要な仕事をしている。」(PR Newswireより引用)
フルタイム雇用は社会保障面でメリット
バトルクリーク施設にいる3,000人以上の従業員のうち、約300人が人材紹介会社を通じて一時的な業務で働いている。デンソーの臨時従業員は、90日間業務を良好に終了した後は、フルタイムで雇用される資格を持つ。しかし、応募者は重要視されるGEDを持っていなくてはならない。現在、デンソーの臨時従業員は現場でクラスに参加しており、自分のペースで勉強し、コース終了後にGEDテストの申し込みに関してサポートを受けることができる。
以前のデンソーの臨時従業員であったMahala Worthingtonは、最近成人教育プログラムを修了し、ヒーターコア製造のアソシエート1として雇用された。
Worthingtonは、「GEDを修了することが私の目標であったので、デンソーがオンサイトプログラムを発表した時、嬉しく思った。講師は、私を励まし、あらゆる段階で助けてくれた。フルタイムのアソシエートになることは、健康保険や退職金、その他の面で、デンソーからのメリットを得ることを意味するので、自分の目標の達成に向けたこの機会に感謝している。」と語った。
(画像はDENSOより)
▼外部リンク
DENSOのプレスリリース(PR Newswire)
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