SKF、吉利汽車に部品供給で合意
足回りのベアリング部品を供給
大手自動車用ベアリングサプライヤーであるSKFは9月29日、中国の自動車メーカーである吉利汽車にホイール・ハブ・ベアリング・ユニットとマクファーソン・ストラット・サスペンション・ベアリング・ユニットを供給することで合意したと発表した。SKFのオートモーティブ・マーケット担当プレジデントであるStephane Le-Mounier氏は次のように語っている。
「吉利汽車と新しい自動車プラットフォーム用の開発を行うことは、われわれの持つグローバルレベルのノウハウを効率的にローカルレベルでも活かすことができる証明でもある。われわれは最適なアプリケーションデザインと素早い開発スピードにより最大の価値を提供することができる。チームの努力がこのような結果となって表れて嬉しい限りである。」(ニュースリリースより引用)
2017年の上半期より納入予定
SKFの低摩擦グリースと耐腐食コーティング処理されたホイール・ハブ・ベアリング・ユニットは、特に吉利汽車の性能に対する要望および軽量化、高剛性、燃費向上に向けて専用に開発されたものである。マクファーソン・ストラット・サスペンション・ベアリング・ユニットは、スムースかつ静粛性の高い乗り心地を提供すると同時に、高い剛性感と高い車両性能を提供するべく設計されたものとなっている。
どちらの部品も車両のコンフォート性能に大きく貢献するものであり、2017年の上半期より吉利汽車に納入される予定となっている。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
SKF ニュースリリース
http://www.skf.com