コンチネンタル、スマートデジタルHDヘッドランプシステムを紹介
スマートデジタルHDヘッドランプシステムの出展
合弁会社オスラム・コンチネンタルは、「Continental TechShow 2019」(7月1~4日、ドイツ・ハノーバーで開催)にて、スマートデジタルHDヘッドランプシステムを紹介した。スマートデジタルHDヘッドランプシステムにより、ヘッドランプの構造における複雑性、搭載スペースは軽減する。コンパクトな設計によりデザイン性の利点は多く、フロント部分において、自動車メーカーに対して広範囲にわたるデザインオプションを提供できる。
なお、オスラム・コンチネンタルは、コンチネンタルと革新的かつ持続可能な照明ソリューションを提供するオスラムが共同で2018年に設立した。次世代レベルの機能を提供することを目指している。

革新的なソリューション
スマートデジタルHDヘッドランプシステムは、オスラム・コンチネンタルが開発したSMARTRIX-HD技術に基づき、個別に制御可能なピクセルを多数有する。オスラム製LED「Eviyos」と制御電子機器が単一プリント基板に統合され、1チップあたり1024ピクセルを個別に電子制御できる。「Eviyos」は幅広い可能性を生み出し、新しいデジタル制御の照明機能に効率性と省エネルギーをもたらす。
また、各SMARTRIX-HDモジュールは「Eviyos」2個を搭載し、個々のヘッドランプが交互にSMARTRIX-HDモジュール2個を有する。1ヘッドライトにつき4096ピクセルとなり、多様な状況に対応可能となる。
なお、SMARTRIX-HDモジュールは、2ガラスレンズと2プラスチックレンズから成る複合レンズを照らし、ハイビームあるいはロービーム、コーナリングライトに関わらず、あらゆる道路状況において照明の質を高める。スマートデジタル制御によって、必要に応じて、該当するLEDピクセルを確実に照らすことが可能になる。
レーザー技術と優れた電子部品が統合された高解像度LEDモジュールにより、安全面で大きく向上する。
(画像はプレスリリースより)
(C)OSRAM Continental
▼外部リンク
Continenntal
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