プラスチックオムニウム、2ヶ所の研究開発センターを開設

革新的戦略の強化
7月4日、プラスチックオムニウムは、脱炭素社会の実現に向けて、ベルギーと中国、2ヶ所に研究開発センターを開設したと発表した。

新たな研究開発センターの開設により、革新的戦略の強化を図る。プラスチックオムニウムは、革新的戦略として、環境に配慮し、二酸化炭素を排出しない「クリーン・カーボンフリー・モビリティ」の実現を公約している。

脱炭素社会の実現に向けて
自動車業界は大きな転換期を迎え、自動車排出ガス規制、燃料システム、新エネルギー開発に焦点が当てられている。

中国武漢市には、研究開発センター「ω-Omegatech」を設立する。エンジニア・技術者150人が雇用され、アジア地域の顧客に対応できる資源を創出する。すでに57プロジェクトが開発段階にあり、中国での急成長を後押しする。燃料システム市場シェアは2022年までに2倍増となり、17%に達すると見込まれる。

また、ベルギー・ブリュッセル空港の近くには「Δ-Deltatech」を設立し、7月1日より運営を開始した。排出ガス削減、燃料システムに特化したうえで、新たなエネルギー、燃料電池および水素貯蔵の研究開発の先陣を切る。今年末までに、エンジニア・技術者150人を雇用する予定であるという。

(画像はプレスリリースより)


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PLASTIC OMNIUM
https://www.plasticomnium.com/