テネコ、ボルボ電気自動車「ポルスター2」にダンパーを提供

ボルボにダンパー提供
7月9日、テネコは、テネコから分社した「DRiV Incorporated」がオーリンズ(Ӧhlins)ブランドのDFV(デュアル・フロー・バルブ)調整式サスペンションダンパーをボルボ新型電気自動車「ポルスター2」向けパフォーマンス・パッケージを提供すると発表した。

ポルスター2は、ボルボカーグループ初となるピュア電気自動車であり、「2019ジュネーヴ・モーターショー」(3月7~19日、にてスイス・ジュネーヴにて開催)で披露された。「プレミアムな5ドアファストバックEV」をテーマに開発され、生産開始は2020年初期の見込みである。

また、「DRiV Incorporated」は、テネコ・アフターマーケット、ライドパフォーマンス事業から分社化し、世界最大級のアフターマーケットおよびライドパフォーマンスサプライヤーである。

プレミアムサスペンションシステムに向けて
テネコは、自動車およびモータースポーツ産業向けにプレミアムサスペンションシステムを開発する目的として、2019年1月にスイスのテクノロジー企業オーリンズを買収している。

なお、「DRiV Incorporated」は、テネコ・アフターマーケット、ライドパフォーマンス事業から分社化し、世界最大級のアフターマーケットおよびライドパフォーマンスサプライヤーである。

革新的なダンパー
オーリンズブランドのDFV調整式サスペンションダンパーは、ポルスター2・パフォーマンス・パッケージに含まれる。緩衝装置であるフロントストラットとリアショックアブソーバーは調整可能であり、路面状況、運転スタイルなど各ドライバーのニーズに応じて、シャーシダンピングや乗り心地をカスタマイズできる。

Öhlins Racing、DRiV代表取締役ヘンリック・ヨハンソン(Henrik Johansson)氏は、ポルスターにオーリンズ製品を提供することにより、プレミアムなオーリンズのサスペンション技術が目の肥えたドライバーを魅了し、新規顧客を獲得できると期待する。

(画像はTENNECO HPより)


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