マーレ、電気自動車チャージポイントの開発でインフラ整備

中央制御型充電システム
マーレは7月16日、電気自動車充電ポイントのインフラ整備に着手。中央制御型のチャージポイント「chargeBIG」を開発した。有識者を招待してのイベントを開催し、デモンストレーションを行う予定だ。

長い駐車が行われる場所に設置
「chargeBIG」は、ドイツ連邦経済技術省から資金提供を受け、Fraunhofer ITWM、elisoの2社と開発した協業プロジェクトだ。

ケーブルとコネクタプラグを常時装着した中央制御システムになっており、ネットワークに統合されたインテリジェンスな課金システムを実現。駐車中の車両全部が利用できる充電の分配を行う仕組みになっている。

会社の駐車場や空港、マンションの地下駐車場など、長時間の駐車が行われる場所に最適なソリューションで、充電ポイントの設置や管理も容易に行える。使用していないときは電気が通らない仕組みになっているので、安全面にも配慮されている。

必要な分だけチャージするシステム
コンセプトはできるだけ早く充電するというものではなく、必要な分を充電するという配分を行うため、時間とコストの負担をかけないのも大きな特徴だ。

同社は、政界や科学者など120名を招待し、システムの公開とテストチャージを行う。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

マーレのプレスリリース
https://www.mahle.com/