Rheinmetallの子会社Pierburg、2/2ウェイクーラントバルブを開発
内燃エンジン車両と電気自動車で使用可能
Rheinmetallは、子会社であるPierburg GmbHが、革新的な2/2ウェイクーラントバルブを開発し、ドイツの高級自動車メーカーからヨーロッパ初の大型注文を受けたことを発表した。この新しいクーラントバルブの特徴は、従来の内燃エンジン駆動による自動車だけでなく、バッテリー駆動による電気自動車においても使用が可能であるということである。
ドイツのノイスで量産されているこの製品は、2021年に顧客の車両に搭載が開始される予定である。総受注量は、およそ5,000万ユーロである。
高電圧バッテリーの冷却を制御
Pierburgは、バルブが、ガス抜きボトルとトランスミッションに向けたクーラントの流れを制御している、3気筒、4気筒、6気筒ガソリンエンジンを含む、OEMの完全なエンジンシリーズのためのバルブを供給する。この高級メーカーの新しい電気自動車のモデルでは、同じバルブが高電圧バッテリーの冷却を制御する。
Pierburgは、ソレノイドバルブのスペシャリストでもあり、現在は、オープンまたはクローズ設計で、様々な流量の3/2ウェイおよび2/2ウェイバルブを含む包括的なモジュラークーラントバルブシステムを採用している。
(画像はプレスリリースより)
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Rheinmetall Press Releases
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