マグナ、スロベニアに新しい工場を開設

投資プロジェクトが成功
マグナインターナショナル(以下、マグナ)は、スロベニアのホチェ=スリヴニツァ市オレオファバスにおいて、新しい工場の開所式を行った。工場は3月から試運転の生産が行われており、今回、正式な開所となったもの。

開所式に参列したスロベニア政府のマリヤン・シャレツ首相は、投資プロジェクトが成功したことを強調し、さらなる協力と事業が成功することに向けた期待を表明した。

そして、首相は、プロジェクトの実行に対して多くの努力がなされたので、今日は素晴らしい日であると言及し、「スロベニアでは、こうしたプロジェクトの実行は不可能ではないが、成功への道は簡単ではない。しかし、これは、我々に、すべての完成したプロジェクトだけでなく、新しく開始したプロジェクトの成功を祝う機会を与えてくれるものである。」と語った。

首相はまた、投資インセンティブについて次のように説明した。
「時々、スロベニアは投資環境が整っていないと言われているのを耳にするが、これは事実ではない。スロベニアは確かに外国からの投資を支持しており、時には最初は困難があるかもしれないが、プロジェクトは最終的に実現される。」(プレスリリースより引用)


多くの従業員を雇用
この施設の建設は、スロベニアにおける史上最大のグリーンフィールド投資である。このマグナプロジェクトを実行するために、スロベニア政府は、投資手続きを迅速化する特別措置を決定するとともに、投資家への補助金として、1,860万ユーロの金銭的インセンティブを提供した。プロジェクトの総投資額は、1億4,640万ユーロである。

マグナのスロベニア支社では、現在およそ200人の従業員を雇用しており、約束にもとづいて、今後3年以内にさらに約200人を雇用する予定である。今後10年間で、従業員数は、少なくとも1,000人に達することになる。

マグナは、スロベニアとの関係は、ホチェの新しい工場が買収されるずっと前から、非常に強固なものであったとの見解を示している。同社は、

オーストリア、グラーツの施設では、長きにわたりスロベニア人を雇用してきた。現在、10,000人あまりの従業員のうち、1,800人以上がスロベニア人となっている。

(画像はプレスリリースより)


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