ヒュンダイ自動車、ハイブリッド車向けのASCトランスミッション・テクノロジーを開発

世界初のASCトランスミッション・テクノロジーを開発
ヒュンダイ自動車(Hyundai Motor)が、ハイブリッド車向けのASCトランスミッション・テクノロジーを開発したと、7月18日に発表している。

同社は、傘下に起亜自動車(Kia Motors)を擁し、現代自動車グループを構成している韓国最大の自動車メーカーだ。世界初となる同ASCトランスミッション・テクノロジーによって、変速時間500msから350msにし、30%の減少を実現していく。

加速性能と燃費の改善にも寄与 ギアシフトの摩耗も減少
従来のハイブリッド車には、燃費を更に改善させるためのトルクコンバータが搭載されておらず、ギアチェンジを行うのに長いシフト時間を要する。

しかし、ヒュンダイ自動車(Hyundai Motor)のASCトランスミッション・テクノロジーでは、新しいソフトウェアロジックをハイブリッドコントロールユニット(HCU)に適用させたことで、遅い変速時間を改善させることに寄与。それらが、加速性能と燃費の改善にもつながっていく。

また、ギアシフトの際の摩擦も低減させ、耐久性が高められることも、大きな特徴の一つとなっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Hyundai Motor プレスリリース
https://www.hyundainews.com/en-us/releases/2818