コンチネンタルは、中国・蕪湖のパワートレイン生産工場を拡大

パワートレイン生産の拡大
7月18日、コンチネンタルは、中国・蕪湖にあるパワートレイン生産工場を拡大し、正式に開業したと発表した。

「phase I」では土地・建物に約2800万ユーロが投資され、総建築面積は2万4千平方メートル以上となる。22の生産ラインがある生産現場には品質分析室、予備品室、サンプル室が備わり、600人以上の雇用創出が見込まれる。

新工場は、熱管理部品、センサー、内燃機関用アクチュエータを含むドライブライン、新たなエネルギー車を手掛ける。工場拡大により中国での製品ポートフォリオは広がり、電化および低排出量ドライブトレイン技術において、中国市場での競争力を強化でき、中国市場向けのクリーンモビリティ開発を促進させる。

クリーンモビリティの促進に向けて
新工場では、燃焼および電気技術に対する顧客要求を満たしたうえで、低排出ガス燃焼技術と新エネルギー車の生産能力は向上し、生産量が増加する。スマートファクトリー(ドイツ政府が提唱するインダストリー4.0を具現化した先進的工場)により、生産は強化される。

パワートレイン部門社長のアンドレアス・ヴォルフ(Andreas Wolf)氏は、中国が世界最大の自動車市場であり、蕪湖の新工場を通して、中国市場において高まりつつあるパワートレイン技術への需要に対応し、中国の顧客やビジネスパートナーに対して自信・コミットメントを強く示すことができると述べる。

中国および世界市場では、排ガス基準によりパワートレイン技術へのニーズが増加傾向にある。蕪湖の新工は中国の強い生産拠点となり、パワートレインは、現地の顧客により良いサービスを提供するため、現地生産戦略を追求したという。

(画像はプレスリリースより)


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