コンチネンタル、「インテリジェント・ガラス・コントロール」の開発を進行中
革新的なソリューション
7月25日、コンチネンタルは、「インテリジェント・ガラス・コントロール」の最新版を開発していると発表した。車の窓ガラスおよび車体を占める窓ガラスの割合は、大きくなる傾向にある。現代の車では、窓ガラスは平均して5平方メートルとなり、30年前と比べて約2倍に拡大した。疲労センサー内蔵のインサイドミラーから3Dスピードメーターに至るまで、車窓の機能・性能は高まり、車載機器との相互通信が可能になりつつある。
「インテリジェント・ガラス・コントロール」には、特殊な液晶フィルムが使用される。窓ガラスと特殊フィルムを融合し、電気制御信号を介して自動的に透明度が変化する。
今回、「インテリジェント・ガラス・コントロール」に調光および暖房機能を追加することにより、快適性・安全性・エネルギー効率が大いに向上し、新たな可能性が創出できると期待される。

快適性・安全性・エネルギー効率の向上
今回、開発中の最新版では、新たなに調光および暖房機能が追加され、幅広い自動運転機能に活用されるアダプティブカメラシステムも搭載される。例えば、パノラマサンルーフは、これまで以上により効率的に調光を調節できる。後部座席では窓ガラスを薄暗くし、プライバシーを保護する。特に、アダプティブカメラシステムは太陽が水平線上の低い位置にある場合に有益であり、フロントガラスは自動的に明るさを変え、車内に差し込む陽射を調整する。安全かつ快適に運転できる環境を提供する。
また、ヒーティングワイヤ(熱線)を使用せず、自動的に暖めることができる。調光および暖房機能は安全性や快適性を向上させるだけでなく、エネルギー効率をも改善する。
(画像はプレスリリースより)
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