メリトール、アルストムの都市バスにドライブトレインを提供
ヨーロッパ初の電化供給プロジェクト
7月31日、メリトールは、ヨーロッパ初の電化供給プロジェクトとして、アルストムの都市バスに対して、革新的な技術を取り扱うブランド「Blue Horizon」よりドライブトレインを提供すると発表した。今夏から、フランスの都市パリ、シュトラスブルクなどの都市向け全電気式バス「Aptis」の受注生産を受けるという。
フロントおよびリアドライブステアアクスル、エア・ディスク・ブレーキ、革新的な直角ギアボックスは、直接、差動に統合され、Alstomの電気モーターからホイールエンドに至るまで電力を供給する。
市場の成長と変化
電化システム副社長のT.J．リード(T.J. Reed)氏は、製品ソリューションを開発し、急拡大する市場向け最先端の電化システムにより、ヨーロッパ都市の空気を綺麗にすると述べる。また、「Blue Horizon」は、セグメントをより成長させ、業界を変化させるという。フロントおよびリアドライブステアアクスルは可変型であり、回転(旋回)半径が狭く、自動車の操縦性が増す。「Aptis」は、外側の端にアクスルが置かれ、低いフロアと両開きドアにより乗客の快適性は高まる。円滑な乗客の流れ、車椅子やベビーカーなどのアクセシビリティが実現する。
（画像はプレスリリースより）
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