ZF、テスラ・モデルS用TRWブレーキディスクを提供
eモビリティ市場ニーズに対応
7月30日、ZFは、テスラ・モデルS用TRWブレーキディスクを提供、成長するeモビリティ市場の需要に対応すると発表した。現在、すでにフロントアクスルディスクは提供されており、リアアクスルディスクが2019年第4四半期の後半より販売される予定である。
持続可能なモビリティを
2030年までに、世界の自動車市場における生産量のうち、約3分の1は、電気自動車あるいはハイブリッド車が占めることになると推測される。ZFは、より持続可能なモビリティを提供し、成長するeモビリティ市場ニーズを満たすことを目指す。また、アフターマーケット事業では、製品ポートフォリオを拡大し続ける。
テスラ・モデルS用TRWブレーキディスクには、高炭素灰色鋳鉄材料(GG15 HC)が使用される。ディスクは、より冷却され、ジャダーと呼ばれる音を伴う激しい振動、ブレーキ音など騒音・振動・ハーシュネス(NVH)問題を最小化する。
コンポーネントの音はドライバーの快適性に影響を与え、それゆえ、電気自動車の開発において極めて重要となる。また、高炭素のブレーキディスクは、耐食性が増す。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ZF プレスリリース
https://press.zf.com/releases/release_10369.html