ボッシュ、車載ディスプレイの3次元化へ

車載ディスプレイのトレンド
8月12日、ボッシュは、コックピットの最新トレンドを受け、車載ディスプレイの3次元化を進めると発表した。

カーマルチメディア事業部長のステファン・バーンズ(Steffen Berns)氏は、車載ディスプレイが対話型システムになりつつあると述べる。世界の車載ディスプレイ市場は、2025年までに15兆ドルから30兆ドル、2倍に拡大すると予測される。

安全性・効率性の向上
将来のコックピットでは、デジタルディスプレイがドライバーと車両の相互作用において重要な役割を担うことになる。ディスプレイの機能・性能は高まり、サイズは拡大し、視覚的訴求は強まる。

3Dディスプレイではパッシブ3D技術が活用され、映画などの映像エンターテインメントに加えて、視覚的情報が提供される。従来のディスプレイと比べ、3D効果により、ドライバーは、支援システムまたは交通渋滞警報など重要な情報を視覚的に迅速かつ正確に取得でき、運転の安全性が向上する。

例えば、駐車の際、リアビューカメラの映像は現実性が増し、ドライバーは瞬時に障害物を特定したうえで、後方のスペースを正確かつ迅速に把握できる。障害物への衝突回避、限られたスペースにて効率的な駐車が可能になる。

また、セントラルプロセッシングユニットにおいて、コントロール機能が統合され、効率性は高まる。

(画像はプレスリリースより)


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