マグナ、米ミシガン州に最先端のエレクトロニクス生産工場を開設

未来技術の開発を促進
8月14日、マグナは、未来技術の開発を加速させる目的として、米ミシガン州グランド・ブラン・タウンシップに最先端のエレクトロニクス生産工場を開設した。

新たな生産工場は230000平方フィート、約5000万ドルが投資された。同社の近隣3施設が統合され、21世紀の生産と人材を第一に考えた職場デザイン・機能を組み合わせた最先端の生産工場が誕生した。先進運転システム(ADAS)の生産をはじめ、ロボット工学の研究開発、人工知能(AI)の開発拠点となる。

先進運転システムの拡大
マグナ・エレクトロニクスは、2005年にオートモーティブグレードカメラの生産を開始した。規制措置や顧客ニーズを受け、先進運転システム部品の生産量は拡大し、4600万個以上のコンポーネントを生産してきた。先進運転システム部品は、北米・南米、ヨーロッパ、アジアおける330以上の地域にて供給され、今後も拡大し続けるという。

現在、カメラとセンサー(RADAR、LiDARなど)を統合した先進運転システムを開発し、安全な追従距離と速度を維持するクルーズコントロールが実現した。

今回、新たな生産工場の設立は、ビジョンに基づく運転支援システムにおいて、リーダーシップを強固なものにする。グランド・ブラン・タウンシップにおける地位は確固たるものとなり、先進運転システム、高度なロボット工学、マイクロLED照明など未来技術の開発を促進させる。

(画像はプレスリリースより)


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