ベバスト、メキシコのイラプアトにある施設を拡張
増加する需要に対応
ベバストは、メキシコのイラプアトに新しい施設を開設したことを発表した。ベバストは、2008年から、メキシコとブラジルにある工場とともに、イラプアトの施設でも様々な自動車メーカーに向けたルーフ製品を製造してきた。また、アメリカにある同社工場用のコンポーネントも製造している。
近年の増加する需要のために、同社は、2,800万ドルを投資して、大幅に拡張した施設を建設した。
開設の式典において、ベバストアメリカのCEO兼社長であるAndré Schoenekaes氏は、次のように述べた。
「ベバストは、メキシコにおける継続的な成長の歴史を誇りに思っている。イラプアトの新しい施設の開設は、我が社の将来に対する投資であり、グアナファト州とイラプアトの人々に対する投資である。これにより、メキシコとの関係が強化されるだけでなく、顧客とのより良い協力の助けとなる。彼らの目標は我々の目標となり、我々は一緒に成功を達成していく。」(プレスリリースより引用)
従業員も増加し地域の顧客に向けた製品も開発
新しい施設の建設作業は、2018年3月に開始され、2019年7月に完了した。新しい施設の面積は35,000平方メートルで、これまでの施設の約3倍である。また、従業員数は、約460人から約4分の1増加し、来月中に580人にすると計画している。
新しい施設では、サンルーフとパノラマルーフの生産能力の拡大に加えて、地域の顧客向けに特化した開発を推進するスペースも提供する。
(画像はプレスリリースより)
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