オートリブ、自動運転開発のドライブミープロジェクトに参加
官民学一体のプロジェクト
自動車安全システム部品の大手サプライヤーであるオートリブは9月30日、自動運転開発のドライブミープロジェクトに参加すると発表した。このプロジェクトは産業会、政府および学会が合同で自動運転のソリューション開発を行うものであり、日常の運転状況を再現するため100台の自動運転車両を使用してスウェーデンのヨーテボリの公道で走行実験を行う。
スウェーデン政府が主導するこのプロジェクトには、ボルボ・カー・グループ、スウェーデン交通庁、公共交通庁、リンドホルメン・サイエンスパーク、ヨーテボリ市、チャルマース大学が参画しているが、オートリブもその一員として加わることになった。
複数のプロジェクトに参加
このプロジェクトは、スウェーデンとプロジェクトに参加する各企業が、将来のモビリティ開発において先導的な立ち位置となることを目標としており、オートリブはその中で自動運転に関するシステム、技術や組織的なソリューション開発において広範囲はパートナーシップを結ぶことを念頭においている。またオートリブ、このプロジェクトと並行してビークル・アンド・トラフィック・セーフティセンターのSAFER、試験施設のAstaZero、 SIA 自動交通と研究インベストメント、ヴァレンベリ自動運転システムプログラムWASP、またその他にも複数の大学の研究プロジェクトに提携しており、今回参加することになったチャルマース大学とのドライブミープロジェクトもそのひとつとなっている。
▼外部リンク
オートリブ プレスリリース
https://www.autoliv.com