ハネウェル、重油処理技術を中国石油化学サプライヤーへ提供

ペトロチャイナ広東石油会社が技術採用
ハネウェルは8月22日、中国のペトロチャイナ広東石油化学株式会社が、同社の重油処理技術を採用したと発表。大規模施設への効率化・最適化を重点に技術提供を行う。

大規模施設への効率化・最適化
ペトロチャイナが採用したことで、同社ではエンジニアリング設計からプロセスの技術、主要機器、素材、オペレータートレーニングなど一貫したサービスを提供する。

ペトロチャイナの施設は年間2,000万トンの原油処理能力を持っており、事業規模と複雑な精製技術を要する事業を経済的、かつ効率的なソリューションとして取り組む予定だ。

特に芳香族複合体を生産する場所として、世界でもトップクラスのプラントになるとしている。

またこのプロジェクトでは、水素化分解ユニットが含まれており、需要の高い自動車燃料や石油化学製品の原料となる。その生産量は年間370万トンに及ぶという。同社ではHoneywell UOP CCR Platforming(R)を提供し、生産プロセスを効率化する。

様々なソリューションを提供
さらにプラスチック樹脂、フィルム、繊維の主要成分パラ‐キシレンなど個別に対応するソリューションを提案。

大規模施設の複雑な事業をシームレスに統合し、エネルギー安全保障の基準を満たしたうえで、石油化学分野のサプライヤーとしてペトロチャイナのサポートを行っていくとしている。

(画像はハネウェルの公式ホームページより)


▼外部リンク

ハネウェルのプレスリリース
https://www.honeywell.com/