コンチネンタル、最新の電動システムとレーダーをIAAで展示

小型で軽量な統合型電動モーター
自動車部品の大手サプライヤーであるコンチネンタルは8月22日、電気自動車用アクスルおよび、自転車や歩行者を検出する性能を高めた新型短距離レーダーを、9月にドイツで開催されるフランクフルトモーターショー2019(IAA 2019、Frankfurt Motor Show)において初公開することを明らかにした。

今回展示される電気自動車用アクスルは電動モーター、変速機、インバーターを1つのユニットに統合し、重量を従来のコンポーネントより20キロ軽量な80kg弱とした。

また、この48ボルトのハイパワードライブシステムは、ハイブリッド車両を電動モードで80から90キロの速度で走行させることも可能となっている。
高い精度のレーダーセンサー
コンチネンタルが今回展示する新型の短距離レーダーは、ドライバーから死角となる自転車や歩行者を検知することで、他の道路利用者や障害物を非常に高い精度で検出できる特徴を備えている。

この新開発の短距離レーダーにより、従来よりも早く危険を認識できるようになる。そして、ドライバーに速やかに警告を発し、回避操作を行うよう促す。また、警告にドライバーが反応しない場合、緊急ブレーキを作動させることが可能になる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

コンチネンタル プレスリリース
https://www.continental.com/