ベントラー、自動車事業に注力し流通部門を売却

多額の投資を含む積極的な取り組みが必要
ベントラーは、8月27日、同社グループの売上高の約80%を占めるコア部門である自動車事業に対する取り組みを強化し、流通部門を、Van Leeuwen Pipe and Tubeグループへ売却することを発表した。

同社の流通部門は、約1,600人の従業員を擁する、高品質のスチールチューブと関連サービスのための国際的な流通パートナーである。

そして、この決定は、急速に変化する市場を考慮して行われたもの。自動車業界の製造方法における、デジタル化、新しい技術、変化が、ベントラーに新しい機会をもたらしたが、これには、多額の投資を含むコア事業への積極的な取り組みが不可欠である。

収益性の高いビジネスを引き継ぎ
ベントラーグループのCEOであるRalf Göttel氏は、継続的にパフォーマンスを強化して自社のポートフォリオとビジネスプロセスを改善することは、同社の文化の一環であると言及し、次のように説明した。
「これにより、顧客に合わせたソリューションを開発し、激しい競争環境において成功することができる。Van Leeuwen Pipe and Tubeグループは、この取り引きの理想的なパートナーであり、ベントラーの収益性の高いビジネスを完全に引継ぐことができる。」(プレスリリースより引用)

数ヶ月以内に、両社は、円滑な移行の準備を進めていく。この売買は、当局の承認が必要であり、2019年末までに完了する予定である。

(画像はプレスリリースより)


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