プラスチックオムニウム、ベンチャーキャピタル「AP Ventures」に投資を発表

水素燃料に対する投資
9月4日、プラスチックオムニウムは、水素エコシステムの開発を目的として、水素関連技術に豊富な投資実績のあるベンチャーキャピタル「AP Ventures」に対して、ファンド存続期間に亘って3000万ドルまで投資すると発表した。合わせて、AP Ventures共同スポンサーおよびADVISORY BOARD COMMITTEEメンバーになる。

なお、AP Venturesへの投資は、2019年に研究開発センター「Δ-Deltatech」(ベルギー・ブリュッセル)と「ω-Omegatech」(中国・武漢市)を開設した直後から開始されている。

水素燃料の開発に向けて
AP Venturesは英・ロンドンに本社を構え、水素および燃料電池に特化した投資を行っている。既存スポンサーには、未来創生ファンド(トヨタ自動車、三井住友銀行(SMBC)の出資)、三菱商事、アングロ・アメリカン・プラチナム(世界最大の資源企業アングロ・アメリカン社傘下の南アフリカ第1位のプラチナ採掘を行う資源企業)などが名を連ねる。

プラスチックオムニウムは、水素燃料を戦略的開発の軸としている。今回、AP Venturesに追加ソースを寄与することにより、AP Venturesは、世界的視野(グローバル・スコープ)にて、今後伸びる分野である水素・燃料電池・電気自動車において革新的な企業に対して、持続的な投資を行える。

戦略および開発シニア・エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデントのフェリシー・バエル(Félicie Burelle)氏は、クリーンかつカーボンフリー自動車に不可欠な技術ソリューションを得るうえで、イノベーション戦略は加速し、多様化したと述べる。

(画像はプレスリリースより)


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PLASTIC OMNIUM
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